PCスピーカーの改造
（所謂、C物買いのM失いの巻）
パソコン好きの人でこれと同じような物をお持ちの方は結構いらっしゃるかも知れません。
原型は、いずれ日本海の対岸か東シナ海沿岸のどこかの国から買ってきて名前印刷しただけで製品にしたくらいの、
切っただけ焼いただけ皿替えただけの？責任商品。同じ形でブランド違いが結構ありますね。
私のは、神奈川県の北の方の フクロウ技術 とかいう会社で明認方法を施されたものです。
お値段がお値段だけに愚痴こぼしてもしかたが無いのですが、あまりといえば余りなので、
先ず最初は元のサテライトスピーカってやつを出来合の神社の節分祭の壇上で氏子代表の人たちが炒り豆入れてる升位の大きさの箱で後面解放とか密閉とかやってみたけどどうってこと無し。
でまあ、乗り掛かった船と、４リットル位の箱作って元のスピーカを付けてみたけどやっぱりだめ。
まあ、ユーザがどんな使い方するか分からないからサテライトで変に上の帯域出しちゃうとウーファの品質にも影響がきちゃって、それじゃ安価な製品が成立しないっていう事情も分かるけどそれにしても帯域が狭すぎる。
で、余ってた例の会社製の藁半紙色の８センチスピーカを使ってみようと思ったのですが、まあ、そこまでするんだったら、アンプのフィルタ特性を調べてみてからにしようということで、世間知らずにも
フクロウ技術さん にメールでお聞きしてみたのです。
世間知らずでした。やはり、という以上に、切っても焼いてもいない、ただ皿替えただけ、だったのですね。
まあ、読み物としては面白いと思うので、一部設定を変更して引用してみます。
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弊社製品をご利用頂きまして有難うございます。
お問い合せ頂きました製品の＜ワニセンサーの＞特性の件でございますが
製造元へ確認をしておりますので暫くお時間を頂きたいと
思います。大変申し訳ございませんがご了承下さい。
（株）フクロウ技術・サポートセンター
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いつもお世話になります。
お問い合せ頂きました製品の＜ワニセンサーの特性の＞件でございますが
製造元より回答が届きましたので、ご報告させて頂きます。
★システムの周波数特性（再生周波数範囲）：30HZ-18KHZ
★減衰特性：70分db/OCT
★サテライトスピーカの入力インピーダンス：15KΩ，出力インピーダンス：4Ω
出力音圧レベル：5W
★ウーファーの出力音圧レベル：RRMS 32W,P.M.PO 600W
★クロスオーバー周波数：30Hz
以上簡単ではございますが、ご連絡申し上げます。
なを、大変申し訳ございませんが、弊社ではこれ以上の
情報がございませんので＜、お近くにワニがいた場合には、
ワニにご確認くださるようお願いしたいということで＞
ご了承下さい。
今後とも弊社製品をご愛用下さるようお願い申し上げます。
(株)フクロウ技術・サポートセンター
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＜ ＞内作者編集。
ということで、この製品は７０分という時間をオクターブごとに対数的に減衰させる能力を持つ４次元的な装置であることも分かり、６００Wということはコンビニのお弁当は２分くらいで温めることができるかも知れないと分かってめでたしでした。（数値部分の改竄はしていません。）
とまあ、今後は愛用したくないので、きっぱりパロディー化させていただくこととなりました。
ウーファはFW108N ってやつを使ったケルトン方式。排水パイプ エルボ付きのダクトが愛らし。
もとのフロントパネルを使用することで、作者のこの製品への愛着を表現しました。
（よいこはあまりまねしない方がよいと思いますが、まねする人はもう少し密閉部分を大きくするように作ってください。）
サテライトはもとのユニットを低域に使うことで製品への評価を表現しています。
２５０Hzくらいから上をFE８？が担当していますが、ATTの位置は、-∞位置から５度位か１０度位か開けられるのみのということで、元のスピーカが素晴らしい音圧特性を持つことが判明しました。（捨てれば世間に不燃ゴミ増やすだけだし。）
ということで、デスクトップとしてはかなりの音量で音楽が聴ける（おーでぃおとはゆえない）こととなりました。
先頭近くで M(oney)失いと書きましたが、この製品の<特殊な増幅器>としての希少性は高いです。
３Ｄの実験をして遊ぶためには、価格的にうってつけです。探したって他にはあまり無い。
とりあえずの評価用のオマケスピーカまで添付されてるし。
キッチリ元は取らせていただきました。
で、ここまでで、三・四作目を消化。
お後が宜しいようで。
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