6SN7GT(para)単段カソードフォロア ラインバッファーアンプ
大型SPシステムのご注文頂いたお客様にお作りしたもの。設置環境のリサーチにお伺いした処、ラインセレクタ噛ましてパワーアンプダイレクトで鳴らしていらっしゃる。 パッシブプリ/Pampダイレクトを否定するわけではないのですが、お客様宅の場合は、明らかに音が痩せてしまった状況でして、持参したプリを噛ましてPampをフルボリュームにしてやった音に、「ああ、こういうことなのですな、、」な表情をしてらっしゃいまして、、、 今回のご予算との折り合いで、簡易なラインバッファアンプをお作りして対策させていただくこととしてお作りしたのが本品。 |
6FQ7が良かろうと思ったものの、双三極ＭＴ管ぽつんと一本っきりてのも芸のない姿になっちまうし、など考えていて、出てきた同等管6SN7GT、パラで二本使ってやると、なかなか押し出しの良い姿になる。茶ベースも好ましい感じです。 パラで、歪の少ないところを17KΩ位の負荷で、5mA位流せるから、こんな用途に最適。 |
 パーツ類掻き集め仕事は何時でも探しものから始まる。 |
 木のケース整形前 私のこだわり 何時ものスタイルで |
整形後、ステイン着色して、機構パーツを仮組みしたところ
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 オイル仕上げすると、右のような色合いに
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トランスカバーのステンレスバットはプラスティコート社のハンマートーン塗料で仕上げ→ 配線済ませた内部画像 |
 ごく普通な回路音源機器が半導体機器ばかりなお宅でしたので、入力ボリュームは50ＫΩとしてます。 グリッド電圧が90Vと高いので、直流遮断Cは忘れずに 単段で帰還ループ無しですから、おかしな事は起こりようもありませんが、念の為、100KHz方形波 |
ラインバッファアンプの威力は絶大お客様宅で、お納めした大型SPシステムをたっぷり馥よかな音で鳴らしています。 この規模のものですから、安価にお作りできます。 ご相談ください。 |